ワカシャチ漫遊記第2章「吉備路」2018年9月VOL.2

2018年9月17日(月)吉備路散策VOL.2はお寺の紹介からです。
<お寺>
備中国分寺
備中国分寺は、岡山県総社市にある真言宗御室派の寺院。
山号は日照山。本尊は薬師如来。
奈良時代に聖武天皇の詔により日本各地に建立された国分寺のうち、
備中国国分寺の後継寺院にあたる。
創建当時の礎石が多く残されており、当時を偲ぶことができます。
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備中国分寺五重塔
総高約34.3m、木造本瓦葺きで青銅製の相輪をたてています。
三層まではけやき材、四・五層は松材が主体で、
心柱が塔の中央を礎石の上から相輪まで達しています。
初層には、大日如来(中央心柱)を中心に五智如来が安置され
天井は格子状で、天井板の一枚一枚には花や草木の彩色画が描かれています。
田園風景の中に建つ五重塔は、観光地吉備路のシンボル的な存在となっている。
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備中国分尼寺跡
奈良時代の天平13(741)年、聖武天皇の命により
建てられた尼寺の一つが、この備中国分尼寺です。
寺域は東西約108m、南北約216mの長方形で、中心線上に南門、
中門、金堂、講堂が配されていました。
備中国分尼寺は西約700mに位置する備中国分寺と異なり
短期間で廃棄されたものと考えられています。
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井山宝福寺
宝福寺(ほうふくじ)は岡山県総社市井尻野にある
臨済宗東福寺派の寺院。山号は井山(いやま)。
本尊は虚空蔵菩薩。宝福禅寺とも呼ばれる。
現存する伽藍は東面し、山門・仏殿・三重塔を一直線に配し
仏殿の北方に庫裏・方丈を配しています。
庫裏の東南方には鐘楼があり、方丈の西北方には禅堂が建っています。
その他、経蔵・開山堂が広い寺域内に配され、本伽藍は地方にのこる
近世禅宗寺院の代表的な遺構の一つとして注目されています。
また、室町時代の画僧雪舟が修行したことで有名な寺院である。
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画聖雪舟と宝福寺
雪舟が幼少の時、この井山宝福寺において涙で鼠を描き
和尚さんを大いに感心させたエピソードはあまりにも有名です。
この逸話は江戸時代に書かれた『本朝画史』により伝えられる話です。
雪舟は総社市赤浜の生まれで俗姓は小田氏、宝福寺で修行した後、
京都相国寺に入り春林周藤より禅を学び、
天章周文に水墨画の指導を受けます。
後に、守護大名大内氏の庇護の下で、中国の明に渡り水墨画の技法を学び、
独自の様式を完成させます。
帰国後、豊後(大分市)において天開図画楼(アトリエ)を営み、
山口の雲谷庵では画作に専念する一方で、日本各地を旅し、
87歳で没するまでの間、精力的に制作活動を行います。
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<お城>
備中高松城跡
備中高松城は清水宗治の居城として知られ、備中七城のひとつです。
羽柴秀吉による日本三大水攻めに数えられる
「備中高松城の戦い」の舞台でもあります。
この戦いの最中に「本能寺の変」が起きたため、秀吉はここから有名な
「中国の大返し」で近畿に引き返しています。
現在は城址公園として整備されており、備中高松城址公園資料館が建てられ
また、秀吉が築いた堰堤は高松城水攻め史跡公園として整備されています。
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蛙が鼻築堤跡(かわずがはなちくていあと)
天正十年(1582)に羽柴秀吉は備中高松城を攻めたが、
城は典型的な沼城(ぬまじろ)で地の利を生かして守りが固いことから、
容易に落城させることはできなかった。
そのため、参謀黒田官兵衛の献策が、地の利を逆用しての
攻撃、「水攻(みずぜ)め」であった。
周囲が沼や湿田(しつでん)に囲まれている高松城は
浅い盆地状の地形の中心に位置しており、そのただひとつの水の出口が
この蛙が鼻付近で、築堤工事のもっとも重要な地点である。
水攻めの築堤は、基底部幅約24m、上幅約10mで高さ7~8mであったとされるが、
明治36年の鉄道工事に際して築堤の土砂の大半が持ち去られてしまい、
この「蛙が鼻築堤跡」のみがかろうじて残されたと伝えられ、
現在でもここから国道180号線付近までが最も良好に築堤の痕跡が残されている。
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鬼ノ城
鬼ノ城は、吉備高原の南端に位置し、標高397メートルの
鬼城山の山頂部に所在する。
すり鉢を伏せた形の山容の7〜9合目の外周を、
石塁・土塁による城壁が鉢巻状に2.8キロメートルに渡って巡る。
城壁で囲まれた城内の面積は、約30ヘクタールである。
城壁は土塁が主体で、城門4か所・角楼・水門6か所などで構成される。
そして、城壁を保護するための敷石の発見は、国内初のことであった。
城内では、礎石建物跡7棟・掘立柱建物跡1棟・溜井・烽火場・鍛冶遺構などがあり、
山城に必要な設備がほぼ備わり、未完成の山城が多い中で
稀な完成した古代山城とされています。
西門コースは駐車場から片道15分くらいで行け、お手軽なコースでした。
西門・角楼
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鬼城山(標高400m)
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鬼城山ビジターセンターでは鬼ノ城をより深く学べます。
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吉備路は、古の吉備の歴史と文化が生き、歴史好きにはたまらない場所です。
古代のロマンが感じられ、また四季折々の変化を楽しむこともできる場所です。

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