ワカシャチ漫遊記第3章「香川の国宝見物(建物編)」2020年2月

2020年2月11日(火)
香川県の国宝の建物を訪ねました。
国宝①本山寺
本山寺(もとやまじ)は香川県三豊市にある高野山真言宗の寺院で、
山号は、七宝山(しっぽうざん)院号は持宝院。
鎌倉時代再建の本堂は国宝で、本尊は絶対秘仏馬頭観音菩薩。
四国八十八箇所霊場第七十番札所。
四国霊場では竹林寺・志度寺・善通寺とこの本山寺の4ヶ所だけという五重塔が目印。
天暦3年(950)の建立でしたが損傷が激しく明治43年に再建されました。
また、本尊の馬頭観世音菩薩で四国霊場では唯一のもの。
頭上に馬頭をいただく観音様で、
祀られている本堂のそばには馬の像が控えています。
大同2年(807)平城天皇の勅願により、弘法大師が七十番札所として開基。
当時は「長福寺」という名で、本堂は大師が一夜ほどの
短期間にて建立したという伝説が残ります。
およそ2万平方メートルの広大な境内には国宝の本堂はじめ、
仁王門、五重塔、鎮守堂、大師堂、十王堂、赤堂(大日堂)、
慰霊堂、鐘楼、客殿などが並び、大寺として栄華を極めた当時を偲ばせます。
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国宝②神谷神社
神谷神社(かんだにじんじゃ)は、香川県坂出市にある神社です。
坂出市東部、五色台の一峰・白峰山の麓に鎮座する。
「神谷」と呼ばれる谷間に位置し、境内の北方を神谷川が流れる。
国宝の本殿は鎌倉初期に建築された三間社流れ造りで、当初のままに現存し、
建築年代の明らかな社殿としてはわが国最古のものである。
国宝の社殿を持つ神社ではあるが、境内は比較的小さい。
そのほか、重要文化財の木造随身立像などの神宝を現在に伝えている。
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国宝③藤原佐理(ふじわら の すけまさ/さり)詩懐紙
藤原佐理は、「三蹟」と称えられる平安時代の書の名人のひとりです。
詩懐紙(国宝) - 香川県立ミュージアム蔵 - 安和2年(969年)に26歳の佐理が
祖父の藤原実頼の邸宅で行われた詩会に招かれた時に書かれた懐紙である。
「懐紙」とは書道用語では漢詩・和歌などを一定の書式に則って書写したもののこと。
本作品は平安時代の詩懐紙として現存する唯一の貴重な作品。
作風は小野道風の影響が強い。
その流動する筆線は、同じく三蹟に数えられる小野道風の書よりも変化に富み、
藤原行成の書より闊達に筆が動いている。
流麗で躍動感のある筆跡は「佐跡」とも呼ばれます。
佐理の書で最も古い「詩懐紙」には、『和様の書』独特のS字の筆線や、
表情豊かな線質など、それまでの唐様の書とは趣のちがう表現がされています。
また、この佐理の詩懐紙は現存する最古の詩懐紙といわれています。
香川県立ミュージアムを訪れましたが、現在、展示はなく、
ゴールデンウィーク頃に一般公開される予定とのこと。
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ここからは今日は、行っていません。
国宝④金銅錫杖頭
錫杖とは僧侶や修行者がもつ法具のひとつで、左右についた遊環をゆらして音を出し、
邪をはらい空間を清浄にする働きがあるとされます。
この錫杖は空海が師の恵果阿闍梨(けいかあじゃり)から授かって
持ち帰ったと伝わるもので、最も重要な寺宝のひとつです。
総長55cm、表裏の中央には阿弥陀如来像と脇侍の菩薩立像、
その左右に四天王を配しています。
鑞型による鋳造で、中国・唐代の金工品の中でも傑出したできばえを示す名品です。
※通常は、写真パネルによる紹介です。毎年6月13・14日
原品の特別公開を予定しています。
国宝⑤一字一仏法華経序品
経文と仏像を一行おきに書写する経仏交書経の遺品。
一文字一文字が仏(ほとけ)であることを示しています。
寺伝によれば弘法大師空海が経文を書き、母の玉寄御前が仏さまを描いたとされています。
縦30cmほどの上質の和紙を42枚つなぎ、長さ21mに及ぶ巻子仕立。
一行10文字詰420行で、総字数4187です。経文は端正な和様楷書体、
仏像はおおらかな筆記とあざやかな色彩で描かれています。
※通常は、複製本(コロタイプ印刷)です。
毎年11月3日に原本特別公開を予定しています。
国宝⑥肥前国風土記個人所有。
奈良時代初期に編纂された肥前国(現在の佐賀県・長崎県)の風土記で、
現存する5つの風土記のうちの1つ。
見る機会がわかりません。
これから、一般公開される日を楽しみに待ちます。

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